早期発見、早期治療がいちばん
ストレスの発散
会社の倒産、肉親の死、火事などの大事変を契機に糖尿病が発症する場合があります。
また、日常のストレスから、ウサ晴らし食いや暴飲暴食に走る人が少なくありません。ストレスはステロイドホルモンの分泌亢進を促し、内臓肥満を助長し、インスリンの感受性を低下させ、耐糖能異常をもたらすという報告があります。
現代社会、特に都会はストレスのるつぼですが、焦燥感やうっ積した感情をためずに発散させることが肝要です。そのためには、適度な運動やスポーツが理想的ですが、それが困難ならば、せめて趣味をもち、少しの時間でも毎日息抜きをすることです。カラオケで大きな声を出生のもよいでしょう。朝夕のラジオ体操や規則正しい生活も持続できれば効果的です。夕食後、テレビを見ながらのスナック食は最悪のストレス解消法ですから、これだけはやめましょう。
喫煙は生理的には交感神経の緊張を高め、血圧を上昇させるので、ストレスの発散にはなりません。食後に喫煙する人を多く見かけますが、ニコチンは消化機能を低下させる一方、インスリン作用を弱め、血糖上昇作用がありますので、よくありません。
飲酒は適量ならば、気分が高揚し、ストレスの発散にもなるでしょう。しかし、依存性があるため、適量ではすまなくなることが多いので問題です。過度の飲酒では、数時間後の低血糖や2〜3日後に血糖を上昇させる作用もあり、ストレスを高める結果となります。
早期発見、早期治療がいちばん
糖尿病の予防は過食を控え、進度な運動をすることですが、多くの人は肥満を認識しても、特に困る症状もないと放置してしまいがちです。そして、いつともなく、糖尿病になってしまうのがこの病気の特徴です。
自分の血縁には糖尿病はいないからと安心するのは早計です。糖尿病の遺伝素因があっても、環境要因がよくて、たまたま発症しなかっただけかもしれません。したがって、誰でもできる確実な予防法というのはなかなか困難で、早期発見、早期治療がいちばんということになります。
そのためには、会社や市区町村の検診は必ず受けること。検尿やに血糖の血液検査は、しっかりと食べた食後のはうが糖尿病の早期発見につながりやすいといわれます。一般に、食前より食後のほうが血糖は高く、尿糖も出やすいからです。
糖尿病の家族がいる人や肥満者は、薬局で尿糖試験紙を自分で購入して、食後1〜2時間後の尿で時々調べることをおすすめします。そして、もし、尿糖陽性が続いたり、検診で糖尿病の疑いが指摘されたら、直ちに病院を受診して精査してください。
血糖が正常でも尿糖が出る腎性糖尿という病気があり、尿東陽性だからといって糖尿病とはいえません。しかし、糖爪病は早期に治療すれば、食事方法だけで治療でき、普通の人と変わらない生活どころか、普通の人以上により健康的な生活が送れます。
ところが、検診で尿糖が見つかり、病院に行くようにすすめられても、症状がなく、特に困ることもないからと放置してしまう人がたいへん多いのです、食後の眠気、夜間排尿、口渇感、繰り返すおでき、疲れやすさなどがあっても、それらが糖尿病の初期症状とは知らず、たいしたことはないから、病院に行くのは面倒だからと放置してしまいます。
糖尿病を専門にしている医者は、このような例を多く経験するといいます。その場合、しばしば、糖尿病状態は進行しており、重い合併症をすでに併発していることもあるようです。糖尿病性合併症は早期だと治療しやすいのですが、進行すると難治性となり、失明や壊疸や腎不全の危険があります。
糖尿病の予防は運動と食事制限による減量ですが、せめて検診や検尿による糖尿病の早期発見、早期治療を心がけてください。
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