糖尿病 食事療法

部下がインスリン治療をしている場合

 

低血糖症状

インスリンよ射をしている糖尿病患者さんを部下にもつ上司の皆さんには、以下のことを理解していただきたいと思います。

 

そうした患者さんは、たいてい一目1回から4回のインスリン注射をしています。生命維持のために、さらに高値糖にならないようにインスリン注射をしているわけです。時には、血糖が異常に低くなってしまう(低血糖)ことがあります。低血糖が起こりうる時間帯は朝10時頃から昼食前、午後4時頃から夕食前です。たいていは本人が気づき、何か甘いものを摂取してことなきを得ます。

 

しかし、仕事に熱中するあまり、低血糖に気づくのが遅れることもあります。理解できないことをしゃべったり、異常な行動をとったり、最悪の場合はけいれん発作を起こしてしまうこともあります。

 

 

無自覚性低血糖症

若い設計士のインスリン依存型糖尿病の方で、無自覚性低血糖をたびたび起こしてしまうケースがありました。低血糖になる前にはその前兆としてふつうは冷や汗や動悸などの症状が出現するのですが、症状を自覚できない人がいます。しかしよく聞くと、この人の場合は設計のときに図面に線を引けなくなるという症状がありました。

 

このように一人一人低血糖症状が少し異なることがあります。この人の場合は、上司が気づき甘いものを口の中に入れてもらったとのことです。

 

インスリン治療をしている人はたいてい甘いものを身につけているか、机のひき出しに持っていますので、これを口の中に入れてください。

 

飲み込めなかったり吐いたり、また飲み込んだのにまったく意識が戻らなかったら、近くの医院、病院でブドウ糖注射を打ってもらうようにお願いしてください。
このとき、インスリン注射をしている糖尿病の人だと告げてください。直ちに対処してくれるでしょう。一度、低血糖症状を起こすと、糖尿病が悪くなった前兆とか、また違う病気が出てきたのではないか、これから仕事をするのに差し支えはないのだろうかと、周囲もまた本人も不安に思うかもしれませんが、それはただ低血糖状態になっただけです。病気ではありません。

 

もし部下が、低血糖発作を頻繁に起こすようなら、それは糖尿病治療のどこかがおかしいということです。すみやかに主治医と相談するように部下にすすめてもらいたいと思います。

 

しかし、本人が主治医に、会社で低血糖発作をよく起こしていることを告げないこともあります。もし、主治医を知っていれば、上司の方から主治医へ直接連絡をしてくださってもよいかと思います。

 

頻繁に低血糖症状を起こす揚合は、インスリン注射を打つ時間と食事の時間との関係が悪いこと、インスリン量が多いことなどが考えられます。これは必ず解決できる問題であり、解決するように本人も主治医も努力しなければなりません。

 

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