動物性脂肪食品

糖尿病の食事内容　動物性脂肪食品

バター

脂肪含有位は約81％、ビタミンＡ、Ｄ、Ｅも含んでいて、栄養価が高いのですが、糖尿病で高血圧の方など、塩分を制限する必要のある人は無塩パターにするべきです。
中年以上の人の注意すべきコレステロールは、一日使用量10グラム中21ミリグラムとなっています。

チーズ

脂肪20～30％、コレステロール30グラム中20～40ミリグラム。

マーガリン

これもバター同様に脂肪令有量は81％、昔は人造バターといわれていましたように、各種の動物性脂肪や植物性油を用いて固めたものです。
このごろのものは各種のビタミン、ミネラルも含んでおり、バター同様に私たちに親しみのある脂肪食品です。

ヘッド・ラード

牛脂・豚の脂といわれるように、肉から脂肪だげをとり出したものですから、100％脂肪です。
から揚げ、フライなどに普通用いられていますが、中年以上の大の糖尿病の食事に使うものとしては不適といえましょう。

牛肉・豚肉

牛肉の脂防含有址は、脂肪の多いところで20％、少ない部分が約6パーセント、平均15～16％。
豚肉は牛肉より多く、脂肪の多いところで約40％、少ない部分は牛肉と同じく約6％です。
コレステロールは、牛のロースや動物の肝臓、胆汁、腎臓などの内臓に多く含まれていることを知っておいてください。

ベーコン、ハム・ソーセージ

脂肪含有量の多いのはショルダーベーコンの64.8％、次はソーセージの約20％、ハムは約15％です。

鶏肉・鶏卵

鶏肉は他の動物性食品より脂肪は少なく約12％、もつが約15％、鶏卵は約11％です。
ただし、卵の黄身だけを見ますと約31％を含有しており、コレステロールも多く含まれていますから、中年以上の糖尿病や高血圧症の人が多くとるのは考えものです。

魚

鶏肉同様に一般に少なく、10％以下です。
しかし、時期によってアブラののっているときと少ないときかあり、多いときで約15％です。
また、種類によっても多少の違いがあって、うなぎ21パーセント、まぐろ脂身25％、ぷり18％、さば20％といったところが多いものです。

比較的に少ないものとしては、ひらめ、たら、きはだ、いか、たこ、くらげ、それに貝類、甲殻類でしょう。

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糖尿病食事療法

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