糖尿病食事療法

急性発症したらどう対応するか

インスリン依存型糖尿病に多い急性発症

20代～30代の糖尿病患者では、インスリン依存型である場合が多く、特に急性発症が起こりやすいといえます。急激に体重の減少が起こり、口渇、多飲、多以、さらに意識がもうろうとするといった糖尿病症状が出現します。本人が自分の意思で病院に行けないような場合、管理者（上司）や同僚は、直ちに専門病院へ連れていく必要があります。体がぐったりして意識もどうもおかしいというときは、すぐに救急医療機関へ連れていきましょう。

このようなインスリン依存型柏尿病で急性発症した場合にはすぐ入院が必要となり、インスリン治療が必須となります。入院して急性期の治療をし、その後、一日に必要なインスリン量を決めて退院することになります。

その後も月一回の定期的な受診が必要となるので、上司の理解を得たいと思います。インスリン依存型糖尿病でも、会社での生活を送るにあたっては支障はありません。

学校では

小学校、中学校、高等学校に就学中に糖尿病が急性発症することもあります。これも入院治療が必要です。

学校の先生になる教職課程には、糖尿病などの病気に対する教育は、現在のところ、必須科目として入ってはいません。先生たちは、糖尿病のことを知らない場合多いといえます。

入院中に生徒の糖尿病について主治医より説明かあると思います。ぜひ主治医によく話を聞いてください。そして糖尿病だからといってその生徒を特別視することはしないでください。他の生徒と同しように扱うことが大切です。会社でも学校でも、患者さんは特別視されることが苦痛なのです

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