糖尿病の自己判断や放置は危険
糖尿病は初期のうちはまったく症状がありません。そのため、いつから病気にかかったのかよくわからない人が多いと思います。糖尿病にかかっていることが判明したきっかけは、50年ほど前は尿がにおうと汲み取り屋にいわれて、家族検尿を受けたということが多かったものです。しかし最近では、会社の検診やドック検査で発見されるのが大部分となりました。
尿検査で糖が出たことを知らされても、最初はおそらく半信半疑の方もおいででしょう。どこも悪くないから何かの問違いだろうと勝手な自己判断をして放置する人がいます。このような人が何年後かに眼底出血を起こしたり、あるいは足がむくむといってようやく医師を訪れることがよくあります。
糖尿病は、慢性的に高血糖が続くと、必ず合併症がしのび寄ってくる病気です。放置した期間が長いほど、そしてこの問の血糖値が高くてコントロールが悪いほど、合併症を引き起こす危険が高くなります。合併症が出ると、その人のクオリティー・オブ・ライフ(QOL)が低下してしまいます。そのようなことのないように、糖尿病の有無をきちんとチェックし、糖尿病が発見されたらすぐそのときから治療を始めてください。
症状がないからと勝手な自己判断をすることは危険です。糖尿病と診断されていながら放置することは、合併症が出てくる危険が高く、最も危険であることを強調したいと思います。
定期検診のすすめ
職場の定期検診は糖尿病を早期発兄するのに最もよい機会です。年一度は必ず検診を受けるようにしたいものです。しかし定期検診にも落とし穴があることにご注意ください。尿の糖分は食事の影響を大きく受けるむのですから、採尿がいつ行われたかで結果が人きく違ってきます。
たとえば食後2〜3時間で採った尿で調べれば最も糖が出やすくなりますし、空腹時に採った尿ては糖が出にくくなります。それで境界型の人や軽い糖尿病の場合には、見逃されてしまうことがあります。集団で受ける検診では採尿時間を規定することが困難です。
したがって、糖尿病が疑われたときにはあらためて食後2時間尿で再検査するように心がけてください。
尿に糖が出たら、まず血糖検査を受けてください。腎性糖尿といって糖尿病でない場合にも尿に糖が出ることがありますので、これを区別する必要かあるからです。血液中のブドウ糖は正常よりも高い値、およそ170ミリダラム以上になると尿へ糖が出ていきます。この値を尿に糖が出るしきい、糖排泄閾値といいます。この閾値が低くて血糖値が正常値なのに尿糖が陽性になる場合を腎性糖尿といいます。これは本当の糖尿病ではありませんから、尿糖が陽性の人は必ず血糖検査を受けて区別しなければなりません。
親、兄弟姉妹、その他の近親者に糖尿病をもつ人や、過去に肥満していた人、あるいは現在肥満している人は要注意です。
これらに該当する人は、尿糖が陽性の場合はもちろんのこと、たとえ尿糖が陰性でも血液検査を受けておくことをおすすめします。
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