糖尿病 食事療法

管理者のための糖尿病対応マニュアル

 

検診の結果がわかったら

 

初夏になると会社の健康管理課とか保健課からの通知を持って、多くの人が糖尿病センターを訪れます。もうすでに合併症が出ている人も見られますが、大半は無症状の人で「はじめて糖尿病といわ札ました」という人がほとんどです。

 

この時点で専門病院にかかることがベストなのです。このときを逃しますと、翌年も、さらに次の検診でも糖尿病といわれながら、ずるずると専門病院へ行くのを先のばしにしてしまう危険性があります。特に症状はないし、次にいわれたら専門病院へ行くことにしようと先のばしにしてしまうのではないかと思います。

 

しかし、糖尿病は知らず知らずのうちに進行しています。いわゆる糖尿病症状が出てきたとき、さらに体重が減ってきたときはすでにかなり病気が進んだ時期と考えていいでしよう。自覚症状があってからでは遅いのです。

 

ですから“糖尿病疑”といわれても放置しないことが大切です。すぐ、糖尿病専門病院に受診してください。

 

この時点で、糖尿病についての教育ができ、患者さんが、きちんとそれを守れば、将来、合併症は起きません。早い時期にちゃんとした糖尿病の知識をもつ人が増えれば、将来、糖尿病性合併症の人口が減少することは間違いないところです。

 

専門病院を受診すると、太っている人でしたら、まずやせるように食事指導が行われます。一番悪いのは、この時点で放置することです。食事療法だけではめんどうくさくなり、飲む薬もないし、無症状なために通院が続かなくなることが非常に多いのです。さらに、やせるようにいわれているので、やせることができないと病院へ足が向かなくなりやすいのです。しかし、ここで中断してしまうと、失明寸前で病院を訪ねるという事態にならないとも限りません。

 

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