糖尿病の食事療法
食事療法は、糖尿病の病型(インスリン依存型、インスリン非依存型など)にかかわらず、すべての糖尿病者にとってまずはじめに行わなければならない基本的治療法です。
食事療法を前提としないものは、いかなる治療法も正しい治療とはいえません。残念ながら、食事療法をまったく行わないで、食べ放題、飲み放題してもよろしいという糖尿病の患者さんはありえないのです。
血糖値を下げるために
血糖値を下げるために食生活を変えたい!! でも変えられない・・・。
そんなあなたに「機能性表示食品」アラプラス 糖ダウン
(糖ダウンは機能性表示食品として消費者庁に届出が受理されました)
糖尿病 食事療法記事一覧
「食生活の改善」糖尿病での食事療法は一生を通じての長期戦ですから、中途半端な気持では途中で挫折することが心配されます。糖尿病食事療法を始めるにあたっては、まず医師の指示を受けることが多いですが、漫然とただ従うのでは、次のような心配が生じます。「なぜ、そうするのか」「なぜ、それがいけないのか」といった疑問がありましたら、それを質問して納得がいった上で実行しましょう。理屈がわかっていると、食事ごとに「...
糖尿病の食事療法を実行するにあたって「一日の食事の必要カロリー」と、このカロリーの「たん白質、糖質、脂肪の適正な配分」を考慮します。ご存じのように、カロリーはからだが食物をとってエネルギーとする際の燃える熱量の単位ですが、一日のカロリー量を決める場合、まず標準体重が目やすとなります。標準体重について 標準体重の計算表は、普通成人の場合、身長をcmで示して、それから100を減じて10分の9をかけた数...
たんぱく質は、身体の細胞や血液の主成分となる栄養素です。プロテインと呼ばれていますが、これはギリシャ語の第一位という言葉から出ているように、健常者も糖尿病食事療法を行っている方も、生命を維持する上に最も中心をなすものです。私たちがたんぱく質を食事としてとりますと、まず胃によって溶けやすく分解され、それから腸にいって、そこで膵臓から出てくる分泌物によっていくつかのアミノ酸に分解され、さらに肝臓にいっ...
普通、アブラと呼んでいるものですが、俗には脂肪、栄養学上では糖質、たん白質と並んで脂肪といっています。脂肪は従来、動物性脂の方が栄養価が高いとされていましたが、近時、植物性油の方が重要といわれるようになりました。糖尿病の食事メニューでも考慮すべき点です。それは、不飽和脂肪酸と呼ばれるリノール酸、リノレン酸、アラキドソ酸が、私たちの健康上、重要な役割をもつことがわかってきたからです。高血圧症などの人...
糖尿病の食事では、変化に富む食事をつくる「糖尿病食事療法の基本」と「三大栄養素とそれらの食品」、および「ビタミン、ミネラルとそれらの食品」によって、献立をつくる基本概念を得られたと思いますが、糖尿病とはいえ食事は日常生活の中の大きな楽しみの一つですから、いくらカロリー量が適当であって、栄養バランスが取れているといっても、毎日、朝も夜も同じものばかりを食べ続けるという訳にはいきません。また腹いっぱい...