糖尿病 食事療法

糖尿病の食事療法

 

食事療法は、糖尿病の病型(インスリン依存型、インスリン非依存型など)にかかわらず、すべての糖尿病者にとってまずはじめに行わなければならない基本的治療法です。

 

食事療法を前提としないものは、いかなる治療法も正しい治療とはいえません。残念ながら、食事療法をまったく行わないで、食べ放題、飲み放題してもよろしいという糖尿病の患者さんはありえないのです。

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糖尿病 食事療法記事一覧

糖尿病での食事療法は、薬より大切今日では、誰でも「糖尿病になると食事療法をしなければならない」ということを知っているようですが、しかしそれが何故に必要なのか、糖尿病にはどんな食事療法をするのかとなると、答えられない人が大部分のようです。たとえ答えた人でも、「糖尿病は甘い物を食べれないのですね」というくらいですが、しかもこの答えは間違っているのです。なるほど明治、大正当時までは、糖尿病は尿に糖が出る...

「食生活の改善」糖尿病での食事療法は一生を通じての長期戦ですから、中途半端な気持では途中で挫折することが心配されます。糖尿病食事療法を始めるにあたっては、まず医師の指示を受けることが多いですが、漫然とただ従うのでは、次のような心配が生じます。「なぜ、そうするのか」「なぜ、それがいけないのか」といった疑問がありましたら、それを質問して納得がいった上で実行しましょう。理屈がわかっていると、食事ごとに「...

糖尿病の食事療法を実行するにあたって「一日の食事の必要カロリー」と、このカロリーの「たん白質、糖質、脂肪の適正な配分」を考慮します。ご存じのように、カロリーはからだが食物をとってエネルギーとする際の燃える熱量の単位ですが、一日のカロリー量を決める場合、まず標準体重が目やすとなります。標準体重について 標準体重の計算表は、普通成人の場合、身長をcmで示して、それから100を減じて10分の9をかけた数...

糖尿病の食事で一日の総カロリーが決まりますと、次には各栄養素の適正な配分ということになりますが、同じ1グラムの食物でも、それから生ずる熱量はみなそれぞれ異なります。大きく3大栄養素に分解しますと、たん自質と糖質は、1グラムを完全燃焼しますと、4キロカロリーの熱量を出し、脂肪、が完全燃焼すると9キロカロリーの熱量を出します。したがって、この三大栄養素をどのようにとればよいかという問題となってきますが...

糖尿病の食事で、糖質は最も気をつけなければなりません。糖質は、含水炭素、炭水化物あるいは澱粉質ともいわれ、自動車の燃料であるガソリンにあたる栄養素で、エネルギーの中心をなすものです。糖質の含まれている食品は、米、麦、いも類、そば、うどんなどの主食類、それに砂糖などに多く合まれ、野菜や果実などにも含まれています。これらの食品に含まれている糖質は、体内に入るとブドウ糖となって、腸で吸収されたあとに血液...

糖尿病患者の献立(食事)に糖質食品を用いるときには、その含有量とともに消化吸収の速度をも考慮しなければなりません。砂糖は早く吸収され、ブドウ糖そのものなどは、直ちに吸収されますから、急性低血糖のような場合には良いものの、糖尿病の食事に適当といえません。どうしても吸収の遅いものとなります。そうしたものは、血糖の上昇もゆるく、尿糖の出も少なく、適応性は良好といえます。糖尿病の食事と穀類穀類の代表は米で...

たんぱく質は、身体の細胞や血液の主成分となる栄養素です。プロテインと呼ばれていますが、これはギリシャ語の第一位という言葉から出ているように、健常者も糖尿病食事療法を行っている方も、生命を維持する上に最も中心をなすものです。私たちがたんぱく質を食事としてとりますと、まず胃によって溶けやすく分解され、それから腸にいって、そこで膵臓から出てくる分泌物によっていくつかのアミノ酸に分解され、さらに肝臓にいっ...

魚のたんぱく質魚によって一概にはいえませんが、20パーセント前後のたんぱく質と3〜10パーセントの脂肪を含んでいます。しかし、うなぎやまぐろのトロの部分になると、脂肪は20〜25パーセントとなり、一方ひらめ、たら、あゆなどのたん白質は約15〜19パーセントとなります。一般には赤身にたん質も脂肪も多く、白身は少ないものです。糖質はいずれにも糖尿病の食事療法として問題になりません。海にかこまれたわれわ...

豆腐のたんぱく質植物性たんぱく質というと、すぐに大豆といわれるほど、大豆およびこの製品は代表的植物性たんぱく質供給源で、豊富に良質のたんぱく質を含み、昔から畑の肉といわれていおり、糖尿病の食事に適したものです。しかし、糖尿病の食事療法では、大豆そのままでは消化に悪いところから、普通には豆腐や納豆などにして食用とします。大豆よりたんぱく質の含有が減りますが、糖質が完全になくなり、消化、かよくなるので...

普通、アブラと呼んでいるものですが、俗には脂肪、栄養学上では糖質、たん白質と並んで脂肪といっています。脂肪は従来、動物性脂の方が栄養価が高いとされていましたが、近時、植物性油の方が重要といわれるようになりました。糖尿病の食事メニューでも考慮すべき点です。それは、不飽和脂肪酸と呼ばれるリノール酸、リノレン酸、アラキドソ酸が、私たちの健康上、重要な役割をもつことがわかってきたからです。高血圧症などの人...

バター脂肪含有位は約81%、ビタミンA、D、Eも含んでいて、栄養価が高いのですが、糖尿病で高血圧の方など、塩分を制限する必要のある人は無塩パターにするべきです。中年以上の人の注意すべきコレステロールは、一日使用量10グラム中21ミリグラムとなっています。チーズ脂肪20〜30%、コレステロール30グラム中20〜40ミリグラム。マーガリンこれもバター同様に脂肪令有量は81%、昔は人造バターといわれてい...

糖尿病の食事では、変化に富む食事をつくる「糖尿病食事療法の基本」と「三大栄養素とそれらの食品」、および「ビタミン、ミネラルとそれらの食品」によって、献立をつくる基本概念を得られたと思いますが、糖尿病とはいえ食事は日常生活の中の大きな楽しみの一つですから、いくらカロリー量が適当であって、栄養バランスが取れているといっても、毎日、朝も夜も同じものばかりを食べ続けるという訳にはいきません。また腹いっぱい...